2006-03-13から1日間の記事一覧

「孤宿の人」(宮部みゆき)

江戸時代中期、十歳の少女・ほうは複雑な生い立ちの事情から、侍女と二人で江戸から讃岐の金毘羅まで行かされることになる。ところが侍女に裏切られ、たった一人になって途方にくれていたところ、丸海藩の医家・井上家に女中として拾ってもらう。井上家のお…