2007-01-14から1日間の記事一覧

「つばき、時跳び」(梶尾真治)

新人歴史小説家の「私」は、亡くなった祖父母の家である「百椿庵」に独身男1人で住むことになった。熊本市の郊外にあるこの家は、曽祖父が買った時点で既に肥後椿が無数に植えられていてこんな名前だったのだという。この家には女性の幽霊が出ると言われてお…