「夜明けの街で」(東野圭吾)

「不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた」30代後半の渡部。しかし、思わぬきっかけで彼は職場にやってきた派遣社員の仲西秋葉と不倫関係に陥る。最初からどことなく謎めいていた秋葉だったが、渡部は付き合っていくうちに彼女に15年前の殺人の容疑がかかっていることを知る…。
大人気東野さんの話題作でしたが…私はなんかダメでした…。しばらくずっと、しょーもない不倫小説って感じだったので、本当に途中で読むのやめちゃおうかと思ったほど。半分すぎてやっとミステリーっぽくなったので、そこからはまあ面白く読めましたが。どんでん返しも一応あったし。
とにかく私には主人公・渡部の小物っぷりがダメだったから、不倫パートがつまらなかったんだと思います。好きな方にはごめんなさい。でも、最近東野さんで「コレぞ!」ってのがないような気がします。もう「白夜行」みたいなのは読めないのかなあ…。

夜明けの街で

夜明けの街で